ひげ脱毛

ひげはなぜ生えるのか

男性は小学校高学年から中学生にくらいの思春期の頃から、ひげが生え始めます。
この頃になると男性には男性ホルモンが多く出るようになって、顔のうぶ毛は濃く硬いひげへと変化していきます。
ひげだけでなく、思春期には胸毛や脇毛、すね毛などのうぶ毛も濃く硬くなります。

 

男性ホルモンの影響で体毛が濃くなるだけでなく、骨が太くなり、肩幅が広く筋肉がついて男性らしい体形となっていきます。
また、声変わりするのもこの頃です。
女性にひげが生えないのは、この男性ホルモンが少ないからです。

 

人間の体には、掌や足の裏以外は体毛が体中に生えています。
ひげや髪の毛のように目立ってはいませんが、体毛はケガや紫外線から体を守る働きを持っています。
空気を含み、体温を調節する働きもあります。

 

ひげの生え方は男性によっても様々で濃いひげの人もいれば、薄い人もいます。
その理由は判明していません。
ひげが濃く硬くなるに従って毎日髭剃りするようになり、それがわずらわしくなったりカミソリ負けするためにひげの脱毛を考える人も増えてきます。
またひげ全部の脱毛ではなく、ひげの形を整えたい、ひげを薄くしたいなどの理由から脱毛を考える人もいます。
現在は価値観が多様化しており、ひげをかっこよく生やしたい男性もいれば、永久脱毛したいと考える男性もいて、女性が脱毛を考えるように脱毛を考える男性も増えているのです。
そのため、エステティックサロン(エステサロン)や医療機関などでひげの脱毛を行う男性が増えています。

 

ひげの脱毛方法

ひげの脱毛にはどのような方法があるのでしょうか。
男性のための脱毛には、ひげの脱毛の他にも胸・腕・すね毛などの脱毛があり施術が行われています。

 

・レーザー脱毛
レーザーを毛根と毛包に照射して、毛包の中にある毛母細胞を壊します。
レーザーは黒い色に反応します。
毛根に毛があるひげの成長期には黒い毛根に反応してレーザーを照射できるので効果が大きくなります。
毛の元となる毛母細胞が壊れることによって、ひげが生えてこなくなります。
やけどなどの副作用が出る場合があります。

 

・光脱毛
メラニン色素に反応する光を照射して、毛と毛根の温度を上げて熱でたんぱく質を変化させて脱毛を促します。
レーザーよりも出力が弱いので、効果はレーザーよりも穏やかになります。

 

・ワックス脱毛
ワックスを塗って、それをはがして行う脱毛方法です。
永久脱毛ではありません。
脱毛したい部分にワックスを塗り、それが固まったらはがして毛根から毛を抜き取ります。
肌が弱いとかぶれてしまうことがあります。

 

・電気脱毛(針脱毛)
毛根を電流で破壊して毛を生えてこないようにする方法です。
毛穴に針を入れて、その針に電流を流して行います。

 

脱毛では、痛みが強い場合には局部麻酔を行っている場合もあります。
毛根に強い刺激が伴うものなので、施術を受ける前には詳しい説明を受けてください。
副作用などのデメリットについても説明を受けましょう。
保険が効かないので支払い金額にも注意しておきましょう。

ひげの毛周期

毛には毛周期と呼ばれる毛の成長のサイクルがあります。
毛周期には、成長期・退行期・休止期があって、これを繰り返します。
ひげの脱毛を行う前に、この毛周期について知っておきましょう。

 

皮膚の下にある毛の組織が毛根です。
毛根の一番下部にあるのが毛球で、毛球は底が膨らんだ形をしています。
毛球の底辺には、毛乳頭があります。
この毛乳頭が毛の元になる毛母細胞に栄養を送ります。
栄養分をもらった毛母細胞が分裂して体毛へと成長し、皮膚の表面へと出てきて伸びていきます。
この状態が成長期です。
この成長期の時期に黒い色のメラニン色素が多く作られます。
レーザーによる脱毛では、この黒い色のメラニン色素に反応するレーザー照射によって毛母細胞を壊すことで脱毛を行います。

 

退行期には、細胞の分裂が止まるため、毛の成長も止まります。
毛乳頭は毛球から離れ始めます。
メラニン色素も作られなくなります。

 

休止期には、毛が毛乳頭を離れて抜けてしまいます。
そして次の毛を作る準備時期となります。

 

従って、退行期・休止期には黒い色をターゲットにするレーザー照射はできなくなります。
このため、レーザーを使った脱毛は毛周期に合わせて施術する必要があるのです。

 

全身の毛のうち、70%は皮膚の下にあります。
表面に出ている毛が全てではありません。
そのため、一度に脱毛を行うことができません。

 

ひげの毛周期は1.5ヶ月?2ヶ月なので、レーザーでのひげの脱毛はこれに合わせて間隔をあけて、数回に分けて施術を行います。
このようにひげの脱毛は毛周期と関係が深く、その周期を理解おくことが大切なのです。